慈チベット愛

チベットが好きすぎるけどチベットを知らなすぎる

チベット旅行 4 青蔵鉄道で気を付けるべきこと4つ

 

 

青蔵鉄道の注意点

大事なことをまだ書いてなかった。

 

衛生面

トイレには紙がない。

中国の中心地以外は紙を持参するべき。

使用後は流さずに、備え付けのごみ箱へ。

フレーバーは推して知るべし。

(禁煙だけどトイレで喫煙する人もいる)

 

手洗い場は出発の時点では清潔。

徐々に床が濡れてくるので注意。

 

布団は白くてキレイに見える。

 

安全面

コンパートメント(部屋)には仕切りがない。

最初はどんな人が乗っているのかわからないので、ズボンのポッケに全ての貴重品を入れてリュックを枕にしていた。

今まで4回乗ったけど、変な人は見たことない。

乗務員が怖いので秩序が保たれているのかも。

適度に持続的にご注意ください。

 

食事面

カップ麺などを持ち込むのがオススメ。

手洗い場の対面にお湯がある。

車内では執拗に弁当・飲み物・お菓子・果物などを売りにくるが、割高。

一度弁当を食べてみたら、お米が最強にゴワゴワしてて逆にスゴいと思った。

硬臥車両からは遠いが、食堂がある。ここのお米は普通に食べれた。

 

あった方がいいかも

スリッパ

  よくウロウロするなら。

耳栓

  大音量で動画を見る人は多い。

  子供と同部屋のときはずっと動画を見せていてきつかった。

WeChatのスクショ

  なにせみんな時間があるから、その気になれば、いろんな人と知り合える。

  ネットが繋がらないので、自分のQRコードが作成できない。

  相手も繋がらないならIDをメモするしかない。

 

よく寝てくる

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高山病を心配する人も多い。枕元には酸素が提供されるバルブもある。

特効薬がないようで、気持ちの面と体調面が大きいみたい。

前日はちゃんと睡眠をとることが望ましい。

「だいじょぶかなァ」なんて思ってるとよくない。気楽に。

かといってはしゃぎすぎるのもよくない。心拍が高まる。

無になる。大丈夫です。

      

 

ついにラサ到着!

目的地到着の30分くらい?前に乗務員が切符を返してくれる。

袋を持った人が来るので、ゴミを渡す。

 

しばらくすると、列車が静かに止まった。

例によって向かいのおじさんが世話を焼く。

「着いた。行くよー。」

 

降りる頃には果物をくれた青年もいなくなっていた。

途中で下りる人も割に多いみたい。

 

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チベットっぽい恰好をしてる人も多い。チベット、チベットだー!

不審な動きをしたらどこかから撃たれるんじゃないかとかわけのわからない恐怖を抱きながらおじさんの後を追う。

大勢の人にまみれて、出口へ。

係員が立っていて、それぞれの身分証を確認する。

パスポートを渡すとスッと別の係の手に渡る。

 

エッ

わたしの身分をどこへ!?

わたしはダレなの!?

 

 

おじさんが「あの人について行きな」っぽいことを言うので、すでに遠くなった係員を探し、慌てて追いかける。

 

係員の入った建物に”公安”という文字がある。

 

私は何をしたんだ…

捕まっちゃうのかナ…

 

内心ぐるぐるしながら見渡すと、外国人ばかりが集まっている。

「リーベンレン(日本人)、ジャパニーズ」と呼ばれ、赤いパスポートが見えた。

 

ホアアア!よかった…

 

国外から来た人は、公安で厳重な確認をとられるのだった。

随分年老いたチベット人らしいおじいさんが出口に立っていたのが、なぜかすごく気にかかった。

一仕事終えた心持で建物を出ると、立派なラサ駅の全容と広い空が目に入った。

 

そういえば、おじさんにはお礼も言わないままパスポートを追いかけてしまった。

あとでWeChatしよう。

 

申し遅れたがWeChat(微信)は日本でいうLINE、中国の人はみんなやってる。

よく知らないけど、内容は検閲されてると思う。

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ガイドに会えばこっちのもんだ

それで、ガイドはいずこ?

広々とした駅の出口には人がいない。

とりあえず出てみるか…

 

道には公安の人立ってるしこわいな。

おそるおそる一本道を歩いていくと、交差点で紙を持ったじーさんが。

ん?なになに?

 

それ、わたしの名前!!

 

安堵と喜びで諸手を挙げて駆け寄る。

よく走る日だ。

 

「よく来たね。疲れたでしょう。」

いやいや寝てただけ!

じーさんは一時間も前から待っててくれたという。

 

「待つのは全然大丈夫。知らないところに着いて誰もいなかったら不安でしょう。」

 

はわわ、なんというホスピタリティ!!

西寧の待ち合わせとはえらい違いだ。

 

落ち着いたところで今日はここまで。

おやすみなさい

 

 

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